新連載! トラウトハンドメイドルアー作製記!!の第2回目
ここからは、ブランクの組み立てからベースコートまでですね〜٩( 'ω' )و バルサを切りだして先にシェイプされるビルダーさんも多いですが、僕は接着の時強く挟むので、後から削り派です(^_^;) シェイプしてから接着すると、ズレた時にまた削らなくてはいけなくて、削ると当然小さくなってしまいます。 まだ、僕の精度は粗いということですね! 曲げは硬いですよ(^◇^;) これを必要な長さに切り分けます。 いくつか作れば必要な長さはわかります。 とりあえず11cmで。 ここで「ワイヤーループプライヤー」の登場です。 直角はラジペンかな! テールだけ、ループの付け根が1mmくらいバルサと離れてた方が後で綺麗かもです。 これは、ループの強度を高める為ではありません。 さあ、組み立てです。 切り出したブランクに、このワイヤー仮に挟んで型をつけます。 手だったり、平面に落としたプライヤーだったり。 スレッドの部分だけ丸の彫刻刀で落とします。 若干企業秘密ですが、ウェイトも仕込みます。 だいたい0.6〜7と1〜1.2グラム位が多いです。 僕は「マスの集中」を狙って、ウェイト1箇所にしたいので、ワイヤーの存在を無視できるように板オモリを使います。 ワイヤーを挟んだり、避けたり、腹下に長く入れたり自由自在。 前回のブログの「ハンドメイドルアーワークス」という本を見てください! 彫刻刀で落としたところが接着剤のポケットになります。 この段階でエポがスレッドに染み込んで、硬化後は木と一体化します。 なぜやるのか? そうです! 強度アップです。 ぶつけて破損しませんか? 強くするには、頑丈にするか軽くすればいいと考えています。 なので、0.8mmのステンレス硬線を頑張って曲げて、エポキシ接着を施してます。 そして、僕のルアーは平均3gで、重くて3.7g、軽いと2gチョイです。 軽い物がぶつかっても壊れ難いという考えです。 軽いルアーを動かした方が、楽しく無いっすか!? 僕のタックルは渓流ベイトと言うこともあり、テールが潰れる事などまず無くなりましたよ٩( ᐛ )و 両面に接着剤を塗布出来たら、瞬接が乾く前に手早くクランプハサミでバチっと挟みます。 ランディングネットのフレーム材の端材を使って、間接的挟みます。 直接クランプすると、凹みまくります。 万力でも良いですよ! 顔・テールの面を落とす。 薄くするところは、薄くする。 4面から8面へ。 さらにその角を面取りする。 ホビーカンナがあると全体のシェイプ出しが便利です。 この時点で、シンキングが2〜2.5gちょいくらい、フローティング狙いが1.5〜7gくらいでしょうか。 この後太りますから、軽めにしておきます。 入れるウェイト量は狙う浮力で変えますが、バルサの重さに誤差があってもその誤差をウェイトで合わす事はあまりしません。 完成品の誤差は、バルサの重さの誤差となる感じです。 僕は全面が局面に覆われた形が好きです。(アルミがシワよりますが(^^;; ) ここからがコーティングです。 セメントを木に浸透させて、防水性と強度を加える役割と言われてます。 コーティング材には、ウレタンとセルロースセメントとがありますが、僕はセルロースセメントです。 セルロ(ース)は、一つ前の表面に溶けて結合して上塗りされます。 ウレタンは、上塗りの分塗膜が乗ります。 ウレタンの方が効率が良いようですが、僕は仕上がりの綺麗さや透明感、耐衝撃性が良いとされるセルロ派です。 そのセルロースセメントでも数ありますが、僕は何と言っても・・・ セルロースとは、繊維らしいですよ。 繊維が折り重なって硬化するので、強度があり剥がれにくいのです。(確かそのはず(^◇^;)) ザンマイさんのセルロースセメントは、何と言ってもその成分の濃さです。 非常に透明感があり、軽く硬い塗膜が出来上がる気がします。 だって、あのザンマイ小平さんがご自身の為に配合した物をそのまま購入出来るんだから、もう何も文句がなく無いですか? 確かにセルロに付き物の色流れのリスクが、濃度が濃い分大きいですが、ちょっとしたコツで完全にクリアできます。(またそれは塗装の巻きで) と言う事で、コーティング開始。 細かい泡が表面から出ますが、少し落ち着く程度で引き上げます。(僕は・・・) それを何回か繰り返します。 写真は右から、1回・2回・4回です。 僕は、1回目か2回目硬化時点で再度シェイプします。 ここでやる方が樹脂を削るような硬さが出てますし、削りすぎのリスクを回避でき、曲面が綺麗に出しやすいです。 ズレにくいように、透明なテンプレートで。 皮ポンチとデザインカッターでも問題ありません。 そしてさらにディッピングを繰り返します。 ちょっと写真が下手で申し訳ないですが、8〜10回くらいディッピングすると、こんな感じでバルサの目が埋まりツルツルになります。 ここは、バルサの粗さにもよりますが、途中#800くらいのペーパーで整えたり、大きな凹みは瞬間接着剤で埋めたりしながら、必要以上に塗膜が厚くならないように、且つツルツル均一な塗膜を目標としています。 今日のゴールはここまで!! 次は、アルミを貼りましょう٩( 'ω' )و
by Fujimuuu
| 2018-01-11 20:01
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